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講座1 紫式部と『源氏物語』 <対面・講義>

全8回 5月8日/15日/22日29日 6月5日/12日/19日/26日

講  師 後藤 幸良
曜日 時間 水曜日 10:40 ~ 12:10
定  員 60 名
会  場 721教室(予定)
受 講 料 12,000円
締  切 2024/04/24 17:00
持 ち 物 特になし

まなびの会会員先行受付開始 4月1日(月)
一般受付開始        4月5日(金)

紫式部の家庭環境と人生を、紫式部集・紫式部日記などを手掛かりに簡略にたどった上で、源氏物語の女たちの物語を味読します。知られるように源氏物語は貴族社会の〈恋〉物語ですが、女たちの個々の物語は大きな倫理的意味を湛えて始まり、全体として現実世界の〈恋〉から、倫理を切り捨てた〈恋〉それ自体へと、問いを次第に根源化していきます。恋の深部に切り込むその鋭さと言ったら。

5月8 1)紫式部の世の中
5月15 2)『源氏物語』の世界
桐壺の更衣─〈恋⇔死〉と倫理
5月22 )『源氏物語』の世界
空蝉─〈恋〉と倫理
5月29 4)『源氏物語』の世界
藤壺─〈恋〉と倫理
6月5 5)『源氏物語』の世界
紫の上①─〈恋〉の成長
6月12 6)『源氏物語』の世界
紫の上②─〈恋〉の裏面
6月19 7)『源氏物語』の世界
宇治の大い君─〈恋〉の発生
6月26 8)『源氏物語』の世界
浮舟─〈恋〉の実相

 

  

講師紹介

講 師後藤 幸良
肩 書 相模女子大学学芸学部 日本語日本文学科 教授
経 歴 1958年 岐阜県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。博士(文学)。新潟県立高校教諭、新潟大学人文学部助手、長岡工業高等専門学校助教授を経て、現在相模女子大学学芸学部教授。専門は平安朝文学。著書に『紫式部 人と文学』(勉誠出版 2003年)、『平安朝物語の形成』(笠間書院 2008年)、『伊勢物語と四季』(武蔵野書院、2023年)などがある。   

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