講 師 | 後藤 幸良 |
---|---|
曜日 時間 | 水曜日 10:40 ~ 12:10 |
定 員 | 60 名 |
会 場 | 721教室(予定) |
受 講 料 | 12,000円 |
締 切 | 2024/04/24 17:00 |
持 ち 物 | 特になし |
まなびの会会員先行受付開始 4月1日(月)
一般受付開始 4月5日(金)
紫式部の家庭環境と人生を、紫式部集・紫式部日記などを手掛かりに簡略にたどった上で、源氏物語の女たちの物語を味読します。知られるように源氏物語は貴族社会の〈恋〉物語ですが、女たちの個々の物語は大きな倫理的意味を湛えて始まり、全体として現実世界の〈恋〉から、倫理を切り捨てた〈恋〉それ自体へと、問いを次第に根源化していきます。恋の深部に切り込むその鋭さと言ったら。
5月8日 | 1)紫式部の世の中 |
5月15日 | 2)『源氏物語』の世界 桐壺の更衣─〈恋⇔死〉と倫理 |
5月22日 | 3)『源氏物語』の世界 空蝉─〈恋〉と倫理 |
5月29日 | 4)『源氏物語』の世界 藤壺─〈恋〉と倫理 |
6月5日 | 5)『源氏物語』の世界 紫の上①─〈恋〉の成長 |
6月12日 | 6)『源氏物語』の世界 紫の上②─〈恋〉の裏面 |
6月19日 | 7)『源氏物語』の世界 宇治の大い君─〈恋〉の発生 |
6月26日 | 8)『源氏物語』の世界 浮舟─〈恋〉の実相 |
講師紹介
講 師 | 後藤 幸良 |
---|---|
肩 書 | 相模女子大学学芸学部 日本語日本文学科 教授 |
経 歴 | 1958年 岐阜県生まれ。東北大学大学院博士課程修了。博士(文学)。新潟県立高校教諭、新潟大学人文学部助手、長岡工業高等専門学校助教授を経て、現在相模女子大学学芸学部教授。専門は平安朝文学。著書に『紫式部 人と文学』(勉誠出版 2003年)、『平安朝物語の形成』(笠間書院 2008年)、『伊勢物語と四季』(武蔵野書院、2023年)などがある。 |
講座のお申し込みはこちら